三重大学 生物資源学部 勢水丸乗船研修 |
日時 平成28年7月21日(木) ~ 7月22日(金) 環境計測研修
平成28年7月25日(月) ~ 7月26日(火) 生物計測研修
指導者 立花義裕教授 山田二久次助教
木村妙子准教授 木村昭一研究員
場所 三重県松阪市 松阪港
目的
(環境計測)
伊勢湾(松阪周辺海域)の水質、底泥、生物調査等を通じて、現在の伊勢湾の実態を体感し、貧酸素水塊の発生をはじめとした水質汚濁の問題や湾内の健全な生態系の維持について考察する。同時に、実際の海洋観測と海上気象観測を体験することにより、科学への関心を高める機会とする。
(生物計測)
現在、水産学や海洋学の分野で行われている海洋観測や生物採集調査のいくつかを練習船「勢水丸」に乗船して体験し、得られたデータおよび採集された湾内沿岸域の生物観測を実施し、伊勢湾の環境に関する科学的視野を広げる。
三重大学 生物資源学部の所有する実習船「勢水丸」に1泊2日で乗船し、最新悦の海洋観測機器を使って海中観測、採泥観測、気象観測等行いました。
講師からしっかりと説明を受けた生徒たちは、本物の最新悦機器に触れ、伊勢湾の環境や生物の実態を肌で感じることができ、大変貴重な体験ができたようです。
☆スケジュール(生物計測)☆
1日目 | 2日目 |
午前 松阪港集合,順次乗船 午後 松阪港出港
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午前 ラジオ体操,デッキウォッシュ 船尾甲板
朝食 抜錨,発航 コンパスデッキで見学 松阪港入港 船長講評,終了式 下船,解散
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研修の様子
感想
・海の温度や深さ・塩分によって、生息する生物の数や個体数に違いがあるのを知って関心が高くなりました。カニの大きさの計測も初めてやったのですが、性別や卵を持っているかどうかによって、大きさが違っていることに気づいて、とてもためになりました。
・エボヤという脳が出ている生物のインパクトがとても強くて、どんなふうに生きているのか、とても興味が湧きました。セイスイガイの属する単板網がどんなものかも興味が湧きました。セイスイガイがなぜ透明なのかなど日本初のものなのでまた調べてみたいです。
・生きているものを近くでみることは普段の授業ではできないので、とても貴重な体験になった。